[20日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長は20日、各国サッカー連盟のトップを集めて「グローバルサミット」を開催。ワールドカップ(W杯)の隔年開催案が大多数の支持を得ていると述べた。
インファンティノ会長はW杯の開催を現在の4年に1回から2年に1回に変更した場合、44億ドル(約5000億円)の増収につながるとの見通しを示した。これは開催案の反対派による提案とは大きく異なる。
欧州の複数クラブ、トップリーグ、欧州サッカー連盟(UEFA)や南米サッカー連盟(CONMEBOL)は変更に反対。UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は、いかなる追加トーナメントもボイコットする構えを見せている。
しかし、インファンティノ会長はサミット後の会見で、「あす、投票を行うとしたら、大多数が2年ごとのW杯に賛成するだろう」と発言。「われわれは日程全体を見た上で、サッカー界を改善する方法を模索している」と話した。