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ロシア・ウクライナ交渉、隔たり大きく合意至らず 2回目開催へ

発行済 2022-03-01 03:35
更新済 2022-03-01 12:01
© Reuters. ロシア・ウクライナの停戦交渉が28日に終了したとロシア通信(RIA)がウクライナ大統領府のポドリャク顧問の話として伝えた。1月撮影(2022年 ロイター/Dado Ruvic)

[リビウ 28日 ロイター] - ロシアとウクライナの停戦交渉が28日、侵攻後初めてウクライナ国境に近いベラルーシのゴメリで行われた。この日の交渉では合意できず、双方が結果を持ち帰って協議した後、2回目の交渉を行う見通しになった。

ウクライナ側は即時停戦とロシア軍の撤退を求めるとしていた。ロシアは交渉の目標についてコメントを避けた。

ウクライナ大統領府のポドリャク顧問はツイッターに「ロシア側は残念ながら自ら開始した破壊的なプロセスに対して非常に偏った見方をしている」と投稿し、交渉が難航しているとことを明らかにした。

ロシア代表団を率いるメディンスキー大統領補佐官は「最も重要なことは交渉継続で合意したことだ」と記者団に述べた。

一方、ロシア軍による攻撃は交渉が行われた28日も続き、ウクライナ第2の都市ハリコフでは、住宅地が砲撃された。市長によると、水をくむために防空壕から出た4人が死亡したほか、子ども3人を連れた家族が車内で焼死したという。

また、ウクライナ内務省は、ハリコフへのロケット弾攻撃で数十人が死亡したと明らかにした。死者数は独自に確認できていない。

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