[ワシントン 14日 ロイター] - 男子ゴルフの米PGAツアー、DPワールドツアー(欧州ツアー)とサウジアラビア政府系ファンドが支援するツアー「リブ・ゴルフ・インビテーショナル・シリーズ(LIV)」の統合発表について、米民主党の上院議員2人が司法省に独占禁止法の調査を行うよう要請した。
エリザベス・ウォーレン議員とロン・ワイデン議員は書簡で、PGAとLIVの統合合意は人権問題を抱えるサウジアラビアへの加担を米国のゴルファーとファンたちに強いるものだと主張。その上で、米国の反トラスト法(独禁法)に違反し、競争にかなりの悪影響を与えるとした。
これに対し、PGAは「議会がPGAの新たな試みを詳しく知れば、米国のゴルフ界を保護しながら選手やコミュニティーのために機会を生み出すものだと理解してくれると確信する」と述べた。
LIVと司法省はコメントしていない。