[モントリオール 16日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第8戦、カナダ・グランプリ(GP)は16日、モントリオールでフリー走行2回を行い、個人総合優勝7回のルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)が最速タイムを記録した。
今大会のフリー走行は、1回目が開始からわずか5分で赤旗中断となり、さらにカメラのシステム障害でそのまま終了。その影響で2回目は30分拡大し、90分で実施した。
ハミルトンは2回目にこの日の最速となる1分13秒718をマーク。同胞でチームメートのジョージ・ラッセルが0.027秒差の2番手で、メルセデスのワンツーとなった。
ハミルトンは「CCTVカメラか何かにどんな問題が起きたのかは分からないが、1時間半のセッションができたのは良かった。このコースをとても気に入っている。マシンに悪い感じはなかったが、間違いなくやるべきことはあると思う」と話した。
個人総合3連覇を目指すレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は6番手。アルファタウリの角田裕毅は15番手だった。