[23日 ロイター] - 米メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミに加入したリオネル・メッシは23日、前所属のパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)に移籍した際、新天地への適応が難しかったと明かした。
アルゼンチン代表のメッシは2021年にバルセロナ(スペイン)からPSGに移籍。PSGでは2シーズンで計32得点35アシストをマークし、2回のリーグ制覇などを果たしたが、今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)はベスト16敗退を喫した。
今月にPSGとの契約延長はせず、来季からインテル・マイアミでプレーすることを発表したメッシ。BeINスポーツのインタビューで、「パリでの生活に適応するのは、ロッカールームに自分の知っている選手がいても、想像をはるかに上回る難しさだった」と吐露。
同選手は「変化にも、(チームとの)合流が遅れたことにも、プレシーズンがなかったことにも、新しいクラブにも、新しいサッカーのスタイルにも、新しいチームメートにも、街にも、適応するのが難しかった。私にとっても、家族にとっても大変だった」と続けた。
また、最初の歓迎は「素晴らしかった」とした上で、「その後は人々、一部のファンの私に対する反応が変わってきた」とコメント。「あのような形で多くのPSGファンとの間に亀裂が入るとは、到底思ってもいなかった」とCL敗退の際を振り返り、それ以前にもキリアン・エムバペやネイマールに同じことが起きていたと話した。