[24日 ロイター] - 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチが24日、東京・大田区総合体育館で行われ、井岡一翔がジョシュア・フランコ(米国)を3─0の判定で下し、新王者に輝いた。
井岡は去年の試合で受けたドーピング検査で禁止物質である大麻の成分が検出されたが、世界反ドーピング機関(WADA)の基準を超えるものではなかったため、今回の試合は予定通り行われた。
フランコは前日の計量で制限体重を約3キロ上回り、王座を剥奪されていた。両者は昨年12月にも対戦し、引き分けていた。
井岡は試合後、「終わった瞬間は充実していた。やりきったという気持ちだったので、絶対勝ったなと思った」と述べた。井岡の戦績は30勝(15KO)2敗1分け、フランコは18勝(8KO)2敗3分け、1無効試合となった。