[モスクワ 26日 ロイター] - ロシアのミシュスチン首相は26日、エフゲニー・プリゴジン氏率いる民間軍事会社ワグネルの週末の武装蜂起を受け、国家が「安定への試練」に直面しているとし、プーチン大統領の下で結束を維持するよう呼びかけた。武装蜂起後、初の政府要人の公式発言となる。
ミシュスチン首相は政府の会議で「このような状況で重要なことは、わが国の主権と独立、国民の安全と幸福を確保することだ」とし、 「そのためには、社会全体の結束が特に重要である。われわれが一丸となって行動し、大統領を中心にあらゆる勢力の団結を維持する必要がある」と述べた。
また西側諸国がロシアを弱体化しようとしていると非難した。