[ソウル 16日 ロイター] - 韓国海軍は、北朝鮮による核・ミサイルの脅威に対抗するため、日米韓が16日に日本海の公海上で合同ミサイル防衛訓練を実施したと発表した。
北朝鮮は12日、ミサイル1発を東へ向けて発射。国営メディアは、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」の発射実験を行ったと伝え、実験が敵対国に対する強力な警告の役割を果たすとした。
韓国海軍によると、訓練には3カ国のイージス駆逐艦が参加した。今回の訓練は仮想標的を設定して北朝鮮の弾道ミサイル発射への対応力を強化するのが狙いという。
韓国海軍の当局者は「韓国軍の強力な対応システムと3カ国の協力により、北朝鮮の核とミサイルの脅威に効果的に対応していく」と語った。
米国と日韓は北朝鮮のミサイルに関する情報共有システムの改善に取り組んでいる。