[ポリニー(フランス) 21日 ロイター] - 世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは21日、モワランアンモンターニュからポリニーまでの第19ステージ(172.8キロ)を行い、マティ・モホリッチ(スロベニア)がステージ優勝を果たした。
モホリッチは3時間31分2秒でフィニッシュし、ツール・ド・フランスではキャリア通算3回目となる区間優勝。所属チームのバーレーン・ビクトリアスでは、先月のツール・ド・スイスで起きた事故でジーノ・メーダー(スイス)が同月16日に亡くなっていた。
モホリッチは「私たちは家族よりも、チームメートと過ごす時間の方が多い。(彼の死は)全てを見つめ直し、自分のやっていることに疑問を抱かせた。しかし、世の中は進み続ける。心から自分のベストを尽くしたいと思っていた。なぜなら、彼にはもうそれができないのだから」と語った。
総合首位はヨナス・ビンゲゴール(デンマーク)が守った。