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[ロンドン 2日 ロイター] - ミャンマーの民主派指導者アウンサンスーチー氏(78)が一部恩赦を受けたことについて、英国籍を持つ次男キム・エアリス氏(44)が2日、「全く何の意味もない」と一蹴し、軍政への圧力強化に向けた一段の努力を西側に求めた。
今回の措置では19の有罪判決のうち5件について恩赦し、計33年の禁錮刑が6年減刑されたが、エアリス氏は「どの点においても不十分で、軍政が時折体裁よく見せるためにプロパガンダをもてあそんでいることを世界中が知っている。母の刑期が数年短縮されたところで何の意味もない」と、ロンドンでロイターに述べた。
さらに、スー・チー氏とはクーデター前から全く接触しておらず、現状は分からないと説明。刑務所から自宅軟禁に移されたとの報告についても、信頼に値する証拠はないと述べた。
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