[メルボルン 2日 ロイター] - サッカーのジャマイカ女子代表GKレベッカ・スペンサーは2日、女子ワールドカップ(W杯)1次リーグ突破を決めたブラジル戦を受け、同国サッカー連盟に適切な報酬の支払いを求めた。
ジャマイカの選手らはサッカー連盟と給与や条件を巡って争っており、大会に向けた準備の不十分さにも不満を漏らしていた。それでもジャマイカは1次リーグF組の最終戦でブラジルと0─0で引き分け、2位で決勝トーナメント進出を決めた。
3試合連続無失点のスペンサーは「大会のために争いは棚上げしたが、私たちがうまくやればプレッシャーになる」とし、「彼らが私たちを見て、やるべきことをやってくれると願っている」と述べた。
ジャマイカが初出場した前回大会は、初戦でブラジルに0─3で敗れて3戦全敗で1次リーグ敗退。スペンサーは今回のチームについて「本当に家族的な感覚があり団結している」と述べた。