[オークランド 4日 ロイター] - サッカーの女子日本代表「なでしこジャパン」とワールドカップ(W杯)の決勝トーナメントで対戦するノルウェー代表監督が、日本は「強いチームになっている」と語った。
オーストラリアとニュージーランドが共催する女子W杯は先月20日に開幕。今大会では出場枠が32チームに拡大され、初出場のモロッコ、ジャマイカらが決勝トーナメント進出を果たす一方で、強豪のドイツ、カナダ、ブラジルらが1次リーグ敗退を喫するという波乱が起きている。
W杯優勝国のノルウェーも最終的に決勝トーナメントには進んだものの、初戦でニュージーランドに黒星を喫し、2戦目ではスイスとドロー。最後のフィリピン戦で6─0の大勝を挙げ、得失点差で3位ニュージーランドを交わして勝ち上がるという形だった。
5日の次戦で1次リーグ全勝の日本と対戦するノルウェー。1990年代半ばに日本のクラブチームでプレーした経験があるヘーゲ・リーセ監督は、「日本でプレーしていたころ、全てが楽しかった。素晴らしい国だったし、選手もとても良かった。当時の代表チームは今ほど強くなかったが、彼女らは急成長を遂げ、今は強いチームになっている」と記者団に話した。