[シドニー 4日 ロイター] - サッカーの女子スペイン代表を率いるホルヘ・ビルダ監督は4日、ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のスイス戦を前に、1次リーグで日本に完敗した試合をあらゆる側面から分析したと語った。
優勝候補の一角であるスペインは1次リーグで開幕から2試合続けて圧勝。しかし、3戦目では2011年大会覇者の日本に0─4の完敗だった。
2位で決勝トーナメントに進み、5日の次戦ではスイスと対戦するスペイン。ビルダ監督は記者会見で「先日の負けは忘れられないし、これからも忘れることはないだろう。このような形での負けは深い傷跡を残す。だが、チームの発展と成長の過程においては必要なことでもある」とコメント。
「チームとして、個人として、選手たちの動き、ゴール、良い部分と良くない部分など、日本戦で起きた全てを詳細に分析した」と明かし、「改善点の一つはカウンターに備えること。そのためには守備のポジショニングが重要で、コンパクトなブロックを作ってあらゆる状況に対応できるようにすることだ」と語った。