[ワシントン 6日 ロイター] - ペンス前米副大統領は6日、トランプ前大統領が2020年大統領選結果を覆すために共謀した罪を巡る裁判が始まった際、証人として証言する可能性を否定しなかった。CBSの番組で証人となる可能性を問われ、証言する「計画はない」が、排除はしないと述べた。
ペンス氏は「われわれは法の要請にこたえ、その時が来れば真実を述べるまでだ」と語った。同氏は2024年大統領選の共和党候補者選びに、トランプ氏の対抗馬として出馬している。
トランプ氏の弁護士、ジョン・ラウロ氏は同日のテレビインタビューで、「ペンス氏は裁判でわれわれにとって最良の証言者の1人になるだろう」と述べた。
トランプ氏は1日、4つの罪で起訴された。起訴状によると、21年1月6日に米議会で行われた大統領選結果の公式認定で、ペンス氏はトランプ氏からバイデン氏勝利の結果を覆すよう多大な圧力を受けたが、拒否した。