[パリ 16日 ロイター] - 来年のパリ五輪でオープンウオーターの競技会場となるセーヌ川で16日、公式テストイベントのトライアスロン大会開催を翌日に控え、選手らによる練習が行われた。
セーヌ川は1923年から遊泳が禁止されているが、五輪では会場として採用。しかし、6日に予定されていた五輪テスト大会を兼ねたオープンウオーター(OWS)のワールドカップ(W杯)は直前の大雨の影響による水質悪化で中止に追い込まれていた。
選手らは17日からのテストイベントを前に、コースと川の流れに慣れるために飛び込みなどを練習。実際に泳いだクリスティアン・ブルンメンフェルト(ノルウェー)は「私は潜るときにいつも口を開けている。明日の朝に目覚めて(お腹を壊していたら)しゃれにならない」と腹部をさすりながら語った。
ワールドトライアスロンは、セーヌ川の水質が同団体と公衆衛生当局の要件を満たさない場合、レースは水泳を除くデュアスロン形式に変更されるとしている。
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