[ソウル １５日 ロイター] - 韓国と米国の外務・国防当局者は１５日、北朝鮮とロシアの軍事協力は国連の制裁に対する重大な違反であり、両国に代償を払わせるとの認識で一致した。
当局者らはソウルで開催された「拡大抑止戦略協議体（ＥＤＳＣＧ）」会合で、ロシアに対し国連安全保障理事会の常任理事国としての責任を示すよう求めた。
韓国外交省の張虎鎮第１次官は記者会見で「安保理決議への重大な違反に対し、確実に代償を払わせるよう協力することで合意した」と述べた。
ベーカー米国防次官代行（政策担当）はウクライナ戦争のために軍事装備を獲得しようとするロシアの試みを特定し公にして対抗していくと表明した。
張氏とジェンキンス米国務次官（軍備管理担当）は、北朝鮮が韓国に対して核兵器を使用した場合、迅速で圧倒的な対応が取られると指摘した。