[ニース(フランス) 15日 ロイター] - ラグビーのイングランド代表を率いるスティーブ・ボースウィック監督は15日、ワールドカップ(W杯)フランス大会の1次リーグD組第2戦、日本戦の登録メンバーを発表。出場停止処分となったトム・カリーの代わりにルイス・ラドラムが先発に名を連ねた。
カリーはアルゼンチン戦で危険なタックルをしたとして退場処分に。ラグビーの国際統括団体、ワールドラグビー(WR)から出場停止処分を科されたため、日本戦には出場できない。
ラドラムは力強いタックルが持ち味で、アルゼンチン戦では途中出場ながら、15分間で11回のタックルを見せた。イングランドの主将コートニー・ローズは、ラドラムについて「素晴らしい選手。彼はコーチの指示を全て理解し、フィールドに出れば、身を粉にしてプレーする。そういう選手こそが必要とされている」と話した。
また、イングランドは過去6試合でレッドカード4枚とラフなプレーが目立つ。ローズは、どのようにして改善できるかとの質問に「頭にぶつからないこと以外にできることはない」と答えた。