[21日 ロイター] - ベルギーのデクロー首相は、ウクライナに米国製の戦闘機「F16」を供与する可能性について検討していると明らかにした。
同国はF16を「F35」戦闘機に置き換える作業を進めているが、ベルギー国防省はF16についてウクライナが実戦で使うには古すぎると述べていた。
国連総会出席のため米ニューヨークを訪問中のデクロー氏は20日、ウクライナがパイロットの訓練などにF16を利用できる可能性があるとし、国防省に検討を指示したと公共放送VRTに語った。
ノルウェー、デンマーク、オランダはウクライナへのF16供与を表明している。