[アンカラ 8日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は8日、イスラエルとパレスチナ勢力の緊張緩和に向けて外交努力を加速させると表明した。その上で「2国家共存」が地域の平和を実現する唯一の道との見方を示した。
衝突を激化させる行動をやめるよう双方に呼びかけ、イスラエルとパレスチナの対立が中東のあらゆる問題の根源にあると指摘。「持続的な地域の平和はパレスチナ・イスラエル問題の最終的な解決策を見いだすことによってのみ可能になる」とし、2国家共存の観点を維持することが非常に重要だと述べた。
トルコのフィダン外相は7日の戦闘開始以降、米国やパレスチナ自治政府のほかカタール、サウジアラビア、イラン、エジプト、ヨルダンなどの外相と電話で情勢を協議した。