[26日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は26日、2027年までに同国の新たな宇宙ステーションの最初の施設を運用し始める考えを示した。
ロシアの通信社によると、プーチン氏は宇宙産業関係者との会合で、月面探査を継続するとも表明した。ロシアは8月に47年ぶりの月面探査ミッションを行ったが失敗に終わっている。
プーチン氏は、25年目を迎えた国際宇宙ステーション(ISS)への参加を28年まで延長するという決定は一時的な措置だと説明した。
ロシアの新たな宇宙ステーションについて「ISSの老朽化に伴い一つのセグメントだけでなくステーション全体のサービスが必要になる」とし、「27年には最初のセグメントが軌道に乗るはずだ」と説明した。