[パリ 28日 ロイター] - ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会は28日、パリ郊外サンドニで決勝を行い、世界ランク1位の南アフリカが2位のニュージーランド代表「オールブラックス」に12─11で勝利。2大会連続、単独最多4回目の優勝を達成した。
南アフリカはハンドレ・ポラードが4本のペナルティーゴールを決めて、12─6のリードで前半を終了。後半にオールブラックスのボーデン・バレットにトライを決められたが、1点リードを守り切った。
オールブラックスの主将サム・ケーンは前半、頭部へのタックルでイエローカードが提示された後、「バンカー」システムで映像が確認され、レッドカードに。決勝で選手が退場処分となったのはこれが初めて。
南アフリカの主将シヤ・コリシは「今の気持ちは表現できない。オールブラックスに最後まで苦しめられた」とコメント。「戦い続けたチームをたたえたい。優勝できてうれしい」と話した。