[23日 ロイター] - サッカーのブラジル代表FWロドリゴは23日、アルゼンチン代表主将のリオネル・メッシと口論になった後、交流サイト(SNS)で人種差別的なメッセージを受けたと明らかにした。
ブラジルとアルゼンチンは21日に行われた2026年ワールドカップ(W杯)南米予選で対戦したが、リオデジャネイロのスタジアムでファンと警察が衝突し、試合が30分遅れるアクシデントがあった。その際、メッシとロドリゴが激しい言葉を交わす姿が見られた。
ロドリゴはSNSで猿やバナナの絵文字の入ったメッセージを大量に受け取ったとし、インスタグラムで「人種差別主義者というのはいつも忙しそうだ。私のSNSは侮辱やあらゆるナンセンスに侵略された。でも、気の毒に。われわれは止まらない」と毅然とした態度を見せた。
ブラジル代表のチームメートで、これまでに人種差別の被害を受けてきたビニシウス・ジュニオールはインスタグラムやX(旧ツイッター)に「われわれは止まらない」と投稿し、ロドリゴの姿勢を支持した。