[24日 ロイター] - 国際サッカー連盟(FIFA)は24日、2026年ワールドカップ(W杯)南米予選のブラジル─アルゼンチン戦で起きたファンと警察の衝突に関し、懲戒手続きを開始したと発表した。
ブラジルとアルゼンチンは21日にリオデジャネイロのスタジアムで対戦。両国のファンは国歌斉唱の際にゴール裏で対立が始まり、警察が警棒を手に観客席へ入ったり、パニックになり騒動から逃れるためにピッチに入ってきた観客もいた。
騒動を受け、主将リオネル・メッシ率いるアルゼンチン代表の選手らは事態を落ち着かせようと客席へ向かうなどし、その後、10分以上ピッチを離れるなど、試合は約30分遅延した。
アルゼンチン側は観客の騒動とキックオフの遅延に関連するFIFA規約、ブラジル側は試合中の秩序と安全の維持に関する規約に抵触する可能性がある。