[アブダビ 26日 ロイター] - 自動車レースF1の今季最終戦、アブダビ・グランプリ(GP)は26日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで決勝を行い、個人総合3連覇を決めているマックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル)が今季更新したシーズン最多勝利数を19回に伸ばし、記録的な1年を締めくくった。
ポールポジション(PP)で出たフェルスタッペンは1時間27分02秒で、2位に約18秒差をつけて優勝。今季22戦で19勝、アブダビGPでは4年連続のポール・トゥ・ウィンとなった。
フェルスタッペンはこれで通算勝利数が54となり、歴代単独3位となった。トップは個人総合優勝7回のルイス・ハミルトン(英国)の103回で、2位はミヒャエル・シューマッハー氏(ドイツ)の91回。
6番手からスタートしたアルファタウリの角田裕毅は8位入賞。個人総合14位でシーズンを終えた。
接戦の2位争いとなっていたコンストラクターズ部門では、メルセデスが2位、フェラーリがわずか3ポイント差の3位という結果になった。トップはレッドブルで、獲得ポイントは2位の2倍以上だった。