[29日 ロイター] - ロシアのリャブコフ外務次官は、米国が軍拡競争で勝利し、レーガン元大統領時代のような状況を繰り返そうとしているのなら過ちだと述べた。ロシア紙イズベスチヤとのインタビューで語った。
米国と協議するような状況にはないと指摘し「われわれは挑発に屈することはない」とした。その一方で「安全保障は確約する」とも述べた。
北大西洋条約機構(NATO)との軍事衝突を引き起こそうとしているわけではないとし、ロシアの立場を改めて示した。ただ、緊張が高まるかどうかはNATO次第だと述べ、「責任は全てNATO側にある」と指摘した。
ロシアと米国の関係は非常に悪化しており断絶の恐れもあるが、ロシアはそうした動きを主導することはないと語った。