[エルサレム 4日 ロイター] - イスラエルのプロバスケットボールチーム、ハポエル・エルサレムでは、国内情勢への不安を理由に外国人選手7人が合流しておらず、メンバーをそろえるのに苦戦を強いられている。
イスラエルの国内リーグは10月6日に開幕したが、その翌日にパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスがイスラエルを急襲したことを受けて延期に。その後、選手、ファンやメディア関係者を含めて1000人以下の会場であれば、実施が可能となった。
ハポエルは11月、欧州バスケットボール・チャンピオンズリーグ(BCL)のホーム戦をベオグラードで開催。試合は無観客で行われた。
イスラエルリーグのシーズンは5日に再開予定だが、ハポエルの複数の米国人選手のほか、セルビア人であるアレクサンダル・ジキッチ監督もチームには合流せず、ベオグラードにとどまることを選んだという。