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Ben Blanchard
[台北 8日 ロイター] - 台湾国防部(国防省)は8日、中国の戦闘機12機と気象観測用とみられる気球が台湾海峡の中間線を越えたと発表した。
中台関係は来年1月の台湾総統選を前に緊張が高まっている。
国防部によると、中国の戦闘機12機が7日夜、台湾海峡の中間線を越えた。7日正午前後には台湾北部・基隆市の南西101海里(187キロ)の地点で中国の気球を発見した。
中国国防省のコメントは取れていない。
米政府は2月、米本土上空を飛行していた中国の偵察気球を撃墜したと発表。中国政府は民間の「飛行船」が誤って米国の領空に入ったと説明していた。