Sergiy Karazy Valentyn Ogirenko Valentyn Ogirenko
[キーウ(キエフ) 13日 ロイター] - ウクライナ当局は13日、ロシア軍が首都キーウ(キエフ)に向け今週2回目となるミサイル攻撃を実施し、少なくとも53人が負傷し、家屋や小児病院が損傷を受けたと発表した。
11日未明にもキーウを標的にした弾道ミサイルによる攻撃があり、4人が負傷した。
キーウの軍当局トップ、セルヒイ・ポプコ氏は、午前3時(日本時間午前10時)ごろに防空システムでロシア軍が発射したミサイルを全て撃ち落としたと、通信アプリ「テレグラム」に投稿した。
ゼレンスキー大統領は「つい昨日、バイデン米大統領とわたしは防空システムの増設で合意したばかりだ。この決定がいかに重要かをテロリスト国家は示した」とテレグラムで述べた。
破片の落下によりキーウのドニプロフスキー地区にある小児病院では窓などが粉々になった。
警察によると、子ども6人を含む53人が負傷。18人が入院した。