[モスクワ/キーウ 25日 ロイター] - ロシアのショイグ国防相は25日、プーチン大統領にウクライナ東部ドネツク州の激戦地マリンカを完全に制圧したと伝えた。
プーチン氏は、マリンカの奪取によりロシアはウクライナ軍をドネツクから遠ざけることが可能になると述べた。
ジャーナリストがネットに投稿したショイグ氏とのやり取りでプーチン氏は「われわれの軍はより広い作戦地域に到達する機会を得た」と述べた。
一方、ウクライナ軍報道官は国営テレビで「マリンカを制圧したという(ロシアの)主張は正しくない」と述べ、「われわれの軍はまだマリンカに留まっている」と強調した。
ロシア軍の前回の大きな成果は5月のドネツク州のバフムト制圧。ウクライナは6月にバフムトを含むウクライナ南部と東部の奪還を目指して反転攻勢を開始したが、目立った戦果を上げられずにいる。