[メルボルン 12日 ロイター] - 女子テニスで元世界ランキング1位の大坂なおみ(26)は12日、出産による15カ月間の離脱から復帰した今季だが、出場大会数は制限しない意向だと明かした。
2022年9月の東レ・パンパシフィック・オープンを最後にプレーを離れ、昨年7月に女児を出産した大坂は今月、全豪オープン(14日開幕)前哨戦のブリスベン国際で復帰を果たした。
四大大会4勝のうち、全豪では2回優勝している大坂。大舞台への復帰を目前に控え、「今年は多くの大会でプレーしたいと考えている。18歳くらいだった時のスケジュールに戻るかもしれない」と報道陣にコメント。
同選手は、「今は多くの試合をこなすことが必要で、それが少なくとも今年の終わりを本当に良いものにするためのコンディション調整になると思う。現状、私のスケジュールは出場したい大会でほぼ埋まっている」とし、出産を経て以前とは体の状態も大きく変わり「プレースタイルもかなりの調整が必要になったと思う」と話した。