[パリ 22日 ロイター] - フランスのダルマナン内相は22日、2024年パリ五輪の聖火リレーでは警備態勢を強化すると発表した。聖火ランナーを守るために約100人の警備員を配備するほか、ドローン対策も講じるという。
ダルマナン氏は記者会見で、イスラム過激派やデモ隊が聖火リレーにとって大きな脅威となる可能性があると指摘した。
さらに「聖火リレーはメディアの注目度が高く、悪質な行動のターゲットになるかもしれないため特に注視している」とし、「1万1000人の聖火ランナー全員と代替ランナー1000人のバックグラウンドチェックを行い、13人を外した」と明かした。
聖火採火式は4月16日に五輪発祥の地であるギリシャのオリンピアで行われ、聖火は5月8日にマルセイユに到着する予定となっている。