[台北 16日 ロイター] - 台湾とインドは16日、インド人労働者の受け入れに関する覚書を交わした。台湾は労働力不足に直面しており、外国人労働者の受け入れを拡大する。
台湾は主にベトナム、インドネシア、フィリピン、タイから約70万人の労働者を受け入れており、多くが製造業や高齢者介護などの分野で働いている。
台湾労働部(労働省)によると、具体的な運用方法については今後詰める。
製造業、建設業、農業などで労働者の需要が拡大し、外国人労働者の需要が年々増加しているという。
まず小規模な試験的プログラムから始め、軌道に乗ればさらに多くのインド人労働者の入国が許可される。最終的に何人の労働者を受け入れるかは明らかにせず、台湾側が決定するとした。