[マドリード 6日 ロイター] - スペインの検察当局は6日、サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督を脱税容疑で告発したと明らかにした。
検察はアンチェロッティ監督がレアルで指揮を執っていた2014年と15年について、肖像権収入に関する100万ユーロ(約1億6300万円)を脱税したとして、禁錮4年9カ月を求刑する方針。
同監督は当時、所得税申告を行っていたものの、その際に活動実態のないスペイン国外の会社を利用して合計420万ユーロの肖像権収入を隠していた疑いが持たれている。
検察側はアンチェロッティ監督に2件の脱税容疑があると述べている。
スペイン当局は過去にも、脱税容疑でクリスティアノ・ロナルド、リオネル・メッシ、ジエゴ・コスタといったスター選手たちを告発。いずれも多額の罰金支払いに応じている。