[2日 ロイター] - 米プロバスケットボール協会(NBA)のセルティックスなどで16シーズンにわたりプレーしたラジョン・ロンド(38)が現役引退を表明した。
ポッドキャスト番組「オール・ザ・スモーク」に出演したロンドは、ホストのマット・バーンズ氏からNBAでのプレーはもう終わったのかと問われると「その通り。もう終わりだ。子どもたちと一緒に過ごしたい」と答えた。
4度の球宴選出と2度のNBA優勝を経験したロンドだが、レーカーズとキャバリアーズに所属した2021─22年シーズンを最後にコートに立っていない。「バスケを通じて多くのことを学んだ。今の自分があるのはバスケのおかげだ」とコメント。犠牲にしたことも多かったが「人生で目指した地点に立つために、払う価値のある犠牲だった」と話した。
セルティックスで2006年にデビューし、8チームを渡り歩いたロンドは、通算957試合(先発733試合)に出場。1試合平均9.8得点、7.9アシスト、4.5リバウンド、1.6スチールを記録した。