Mike Stone
[ワシントン 9日 ロイター] - 米政府はウクライナに提供した地対空ミサイル「ホーク」の機能維持・拡充に向け、最大1億3800万ドル相当の装備を同国に売却する。ロシアによる無人機(ドローン)や巡航ミサイル攻撃への防空強化が狙い。
米のウクライナ支援を賄う資金は細っているが、昨年末に成立した2024会計年度の国防権限法(NDAA)に盛り込まれた3億ドルの軍事支援を今回の装備の購入費用に充てる。
ウクライナは22年からホークの提供を受けており、他にも米国製の迎撃ミサイル「パトリオット」など複数の防空装備が供与されている。