[16日 ロイター] - 男子テニスのバルセロナ・オープン(OP)は16日、バルセロナでシングルス1回戦を行い、今年1月以来のツアー復帰を果たしたラファエル・ナダル(37、スペイン)がフラビオ・コボッリ(イタリア)に6─2、6─3のストレート勝ちを収めた。
四大大会22回優勝のナダルは、今シーズン限りで現役引退する意向を表明している。股関節の故障で約1年にわたって戦列を離れた後、1月のブリスベン国際で復帰を果たしたものの、それ以降は大会に出場していなかった。
クレーコートでは2022年全仏OP以来のプレーだったナダルは「厳しい時もあるが、数日間ツアーに参加し、みんなと練習したり少し試合に出られたりすることは私にとってとても意味のあること。まだ十分に楽しめるし、プレーは続けられる」と話した。
西岡良仁はハウメ・ムナル(スペイン)と対戦し、3─6、1─6で敗れた。