［ベルリン ３日 ロイター］ - サッカーのドイツ１部ブンデスリーガ、ドルトムントの元同国代表ＭＦマルコ・ロイス（３４）は３日、契約を延長しないことで双方合意し、今シーズン限りで同クラブを退団すると発表した。
ロイスは動画で「人生の半分以上をこのクラブで過ごしてきた。ここで長年プレーできたことを誇りに思うし、幸せだ。ファンの皆さんに一番に伝えるのが重要なこと。まだ大きな目標が残っている。（欧州チャンピオンズリーグ決勝が行われる）ウェンブリーに行き、ドルトムントにトロフィーを持ち帰りたい」と語った。
ドルトムントは欧州チャンピオンズリーグで準決勝まで勝ち残っており、同第１戦ではパリ・サンジェルマン（ＰＳＧ、フランス）に１─０で勝利。２０１３年以来となる決勝進出に向け、アドバンテージを得ている。
ドルトムントユース出身のロイスは１２年に同クラブに加入。４２４試合に出場し、１６８ゴール１２８アシストを記録している。高い技術、得点能力、クレバーなプレーで知られ、２３年まで５年間キャプテンを務めた。