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エネクス Research Memo(1):中期経営計画2年目、組織改編を行い「稼ぐ力」をさらに強化

発行済 2016-06-17 17:37
更新済 2016-06-17 18:00
エネクス Research Memo(1):中期経営計画2年目、組織改編を行い「稼ぐ力」をさらに強化
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伊藤忠エネクス (T:8133)は伊藤忠 (T:8001)グループ内でエネルギー分野の中核を担うエネルギー商社だ。
産業向けから最終消費者向けまで、石油製品、LPガスを中心に幅広い事業を展開している。
2016年3月期は原油価格の低迷があったものの過去最高利益を更新する好決算となった。
全社の営業活動にかかる利益(以下、「営業利益」)は前期比25.1%増の16,384百万円となった。
セグメント別では、カーライフ部門を除く3部門が大幅増益となった。
カーライフ部門は競争激化でガソリンのマージンが縮小したことなどが要因となって前期比7.0%の減益となったが、利益額では4,194百万円と高水準を維持した。
同社は2016年3月期と2017年3月期の2年間中期経営計画に取り組んでいる。
初年度は好決算で終了できたのは前述のとおりだ。
2年目を迎えるに当たり、組織改編を行い、4事業本部体制から2事業グループ・4部門体制へと変更した。
これは関連事業分野を集約して、戦略構築と事業展開の一体化・迅速化を図ることを目的としたものだ。
4部門それぞれに成長戦略と課題があるなかで、当面、成長のメインエンジンは電力販売事業というのは従来どおりだ。
その電力事業は極めて順調に推移している。
2016年3月期は、電力小売販売量を前期比113%増とし、2017年3月期はさらに124%増を計画している。
自社電源も順調に進捗している。
防府の太陽光発電設備を2016年2月に稼働させたほか、仙台の火力発電所も2017年10月稼働を目指して着工した。
2017年3月期は一段の収益拡大が期待され、営業利益は17,500百万円が予想されている。
電力・ユーティリティ部門を除く3部門で営業増益が計画され、電力・ユーティリティ部門も実質的には増益基調が続く見通しだ。
原油市況は一時期の低迷を抜け出し50ドル/バレル前後にまで上昇してきた。
この先について楽観はできないが、仮に現在の水準が1年間を通じて続けば、同社の営業利益は上振れる可能性が高いと弊社では考えている。
■Check Point ・16/3期は原油価格の下落があったが、各利益は過去最高を更新 ・電力事業が極めて順調に推移 ・中期経営計画「Moving2016『動く!』」、営業利益は「175億円」を目指す (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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