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1990年に電話加入権をクレジットで分割購入できる「テルミーシステム」が大ヒットし、その後に携帯電話版「テルミーシステム」でも大成功する。
その後も同社の強みである企画力と営業力を武器にデジタル商材の販売で業容を拡大し、2000年にはソフトバンクインベストメント(株)が資本参加、2002年には大証ナスダック・ジャパン市場に上場、2004年には東証1部上場を果たす。
その後も、ブロードバンド・金融商品仲介・電子雑誌・きもの着付け教室など、積極的に事業領域を拡大している。
現在の主力事業は二つあり、一つは2007年から開始した、ブランジスタが行う電子雑誌や企業の販売促進支援などによるソリューションサービス事業と、もう一つは2012年に開始したLED照明レンタルサービスを中心とするライフアメニティ事業である。
近藤太香巳社長は、19歳で起業し、ITバブルの崩壊による東証マザーズ開設以来、初の上場直前取消など、様々な逆境を乗り越えて2004年に当時最年少創業社長として東証1部に上場を果たす。
2006年には「Japan Venture Award 2006」の起業家部門にて、最高位である経済産業大臣賞を受賞。
2011年には経営者交流会「パッションリーダーズ」を立ち上げ、会員数は3,500名を超えている。
講演活動(早稲田大学、東京大学など)や著作出版など、持ち前の情熱で将来の起業家を育てる活動を積極的に行っている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)