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コメダHD 1988 +109買い優勢前日に東証1部に新規上場、初値は公開価格を4.7%下回る1867円となった高い知名度を背景に市場の注目を集めたが、公開規模の大きさから需給不安が意識される格好に初値を0.6%上回る1879円で初日の取引を終えていた本日は、2020年度に1000店体制を目指すといった報道も伝わり、見直しの動きにつながっているまた、総還元利回りの高さなども下支え要因に 東京電力 432 +13買い先行シティグループ証券では投資評価「1H」でカバレッジを再開、目標株価は620円としているもよう値上げ・コスト削減による黒字確保、交付金を活用した賠償スキームで先行き不安は概ね解消、短中期では、社債発行、自由化影響が限定的に留まること、国の議決権比率引き下げ、長期では、原発再開、復配、優先株の買入消却などが正常化の進展として評価されていくと考えているようだ 三菱重工業 407.4 +14.1買い優勢「MRJ」の量産工場が7月上旬に稼働、2017年から月1機のペースで生産すると報じられている当初計画よりも開発が大幅に遅れていたが、ようやく事業の軌道化が視野に入ってきたことで、あらためて成長事業の先行きに対する期待感が高まる方向へまた、大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げで600円目標としている悪材料出尽くしを織り込む時期が到来と指摘のようだ ダブルスコープ 2397 -428大幅反落特に目立った材料は観測されていないが、野村證券では、リチウムイオン電池材料業界に関する中国出張レポートをリリースしているこれまで中国企業による生産が難しいとされてきた湿式セパレータに関して、Sinomatechが中国電池メーカー向けに販売を開始していることを確認としている今後の中国企業の能力増強に伴い、17年度にはセパレータの採算が悪化する可能性に留意とも ソラスト 1175 +84買い優勢前日に東証1部に新規上場、初値は公開価格の1300円を6.0%下回る1222円となり、その後も売り圧力が継続し、終値は初値を10.7%下回る1091円で初日の取引を終えていた公開規模が高水準であったほか、知名度の高かったコメダHDとの同日上場だったことも逆風となったただ、PER水準には割安感、事業内容に注目した押し目買いの動きなども出てきているようだ 太平洋セメント 241 +5続伸前日に持分法適用関連会社である韓国・双龍の保有全株式を売却すると発表している譲渡価額は約397億円となるもようみずほ証券では、成長分野である海外事業への積極的な投資を継続していくとみる一方、相対的に脆弱な財務体質の強化も進めていく必要性があり、経営資源の再配置による所要資金の捻出という意味でポジティブとしているようだ短期的な業績への影響は軽微と考えられる