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日経平均;16584.75;+38.93TOPIX;1300.80;+5.13
[後場の投資戦略]
日経平均は5日、25日線レベルでの攻防をみせている。
一目均衡表では基準線と転換線とのレンジ内での推移をみせている。
指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクグ (T:9984)、アステラス薬 (T:4503)、ダイキン (T:6367)、東エレク (T:8035)がけん引する半面、ファナック (T:6954)、京セラ (T:6971)、日水 (T:1332)が重しとなっている。
引き続きこう着感の強い相場展開が続きそうであるが、円相場がやや円安に振れて推移しており、底堅さが意識されやすい。
また、先週は下落局面において日銀のETF買い入れが観測されず、これまでの経験則が覆される形から仕掛け的な売りが出ていた。
ただし、お盆休み明けによって参加者が増えてくるほか、日柄的には今後上昇局面においても買い入れてくる可能性があると見られるため、下へは売り込みづらくなっているだろう。
その他、フィンテック関連の一角が動意をみせているほか、ゲーム株の一角も強い動きをみせている。
個人主体の売買が中心とみられるが、イベント等を控えていることもあり、市場の関心は強まりそうである。
(村瀬智一)