40%引きでご購読
🔥 当社AIが選択した株式戦略、テクノロジー大手、は5月までに+7.1%の上昇。株式がブームなうちに行動を起こしましょう。40%割引で開始

SDエンター Research Memo(5):2Qの売上高は前年同期比で大きく落ち込む

発行済 2017-01-10 15:46
更新済 2017-01-10 16:00
SDエンター Research Memo(5):2Qの売上高は前年同期比で大きく落ち込む
4650
-
■SDエンターテイメント (T:4650)の事業部門別動向

(3)ボウリング事業

ボウリング事業では、子供やシニア層などターゲットを変えながらLTB(ボウリング教室)を定期開催し、そこでボウリングの楽しみに目覚めた人をトーナメント戦やリーグ戦へ誘うといった活動を通して、地道にファン層拡大に努力してきた。
これらは一定の成果を収め、前年度第2四半期単独期間は夏場の不需要期にも関わらず、例年にない売上高を記録した。
こうした啓蒙・プロモーション活動は現在も継続しているが、2015年12月に札幌市内に大型競合店ができたことで競争環境が変化した。
札幌市内の旗艦店をめぐる競合激化で、ボウリング事業全体の業績が伸び悩んでいる状況だ。


ボウリング事業において設備一新などの大型設備投資は回収可能性の点で現実的ではないと考えられるため、現状打開のためには小さな施策の積み重ねを行うことになるだろう。
同社は、前述のように、LTBや大会の開催、さらには「パーティボウリング」などのイベントの開催で、ボウリング・ファンを増やして来た実績がある。
これにメンバーシップ制度やポイントカードなどを合わせて、“SDボウリングファン”を増やすことが回復への近道になると弊社では考えている。


2017年3月期第2四半期の業績は、売上高は474百万円と、前年同期比14.3%減となった。
この大幅な落ち込みの背景には、前年同期の水準が高かったことに加え、今年8月の台風の影響で団体客が減少したこと、競合店の影響などがある。
ボウリングは第3・第4四半期が需要期であり、今下期に第2四半期の不振を挽回することは十分可能だ。
足元の状況は競合店の影響で年末年始の団体客の取り込みが計画を下回っているもようで、この点が気掛かりではあるが、今後の挽回を見守りたい。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます