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※2017年1月12日17時に執筆
株ブログ『脱サラSの急騰銘柄監視日記』を執筆しているスマイルマンといいます。
11日のトランプ氏の会見は予想どおり何も材料とされるような発言はなかったですね。
貿易不均衡の相手先として日本が挙げられたぐらいですかね。
12日はそれを失望する売りが出ましたが、ブログでも書いているようにまだまだ相場全体を上目線で見ているので、今回は単なる押し目だと考えています。
相場が動くのは20日の大統領就任式後からだと思います。
これは上にも下にもという意味です。
それまで相場は大して上下しないと思います。
但し、トランプラリーが開始されてから500~600円幅の調整が今まで最大でしたので、この幅を超えてくるようですと短期調整では終わらない可能性がありますね。
これだけ注目していますが、基本はこの幅で収まってくるのではないかと思います。
短期調整で終わらなければ話は別ですが、為替次第では意外と早く2万円を突破してくることもありえるのではないかとみています。
相場全体の地合いは上記のとおりですが、これから決算シーズンが本格化してきますので業績の悪そうな銘柄はここからは買わない方がいいでしょう。
思惑から短期資金が入って大きく上げている銘柄でも、決算が悪ければ一気に調整することが多いからです。
今回、個人的に注目している2銘柄をご紹介しますので参考にしてみて下さい。
アスコット (T:3264)
東京を中心に分譲、賃貸マンションを提供している会社です。
今期予想は大幅な増収増益となっております。
第1四半期の決算が1月31日に控えており、そこに向けて期待から買われやすいとみています。
昨年末に大きく窓を開けて急落していることから、チャート面でも投資妙味がある銘柄と言えます。
また大株主である中国平安グループから追加出資の可能性も考えられ、これも急騰材料として注目しておきたいです。
12月21日の株主総会で平安ジャパン・インベストメントの代表取締役である中林氏が同社の社外取締役に入ったことからも、決算と同時にこの資本に絡んだ材料には注目しておきたいです。
大泉製作所 {{|0:}}
サーミスタ半導体のほか各種温度センサーの製造や販売等を展開している会社です。
特に強いのが自動車向けの温度センサーで世界第2位のシェアを誇ります。
自動車の電子化の進行、電気自動車の本格的な普及から同社の温度センサーの需要は旺盛であり、業績の急回復が狙える銘柄と言えます。
また、IoTなどでも温度センサーの活用が期待されているようです。
2月10日に第3四半期の決算発表予定となっておりますが、第2四半期時点で黒字化を達成できていることや、直近の円安のメリットを受けることから期待できるのではないかとみています。
この銘柄は決算期待の銘柄としても注目ですが、中長期の銘柄としても投資妙味が大きいとみています。
スカイマークの支援で一躍有名になった投資ファンドであるインテグラルが同社株を大量買付けしており、株主還元策などを含めた動きが出てくるとみているからです。
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執筆者名:スマイルマン
ブログ名:脱サラSの急騰銘柄監視日記