🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

レカム Research Memo(6):第三者割当増資等の資金調達で自己資本比率は当面の目標である50%を超える

発行済 2017-01-23 16:56
更新済 2017-01-23 17:00
レカム Research Memo(6):第三者割当増資等の資金調達で自己資本比率は当面の目標である50%を超える
3323
-
■業績動向

(2)財政状態

レカム (T:3323)の貸借対照表を見ると、2016年9月期末における総資産は前期末比503百万円増加し2,602百万円となった。
流動資産が、現金及び預金の増加494百万円、売掛金の増加70百万円などにより491百万円増加したことが主要因。


負債合計は前期末に比べ68百万円減少し1,091百万円となった。
買掛金の増加90百万円、預り金の増加32百万円などにより流動負債が68百万円増加したものの、長期借入金の返済69百万円が進んだことにより固定負債が138百万円減少したことによる。
有利子負債は長期借入金の返済により前期末に比べ128百万円減少し306百万円となった。


純資産は1,510百万円となり、前期末に比べ572百万円増加した。
新株式の発行及び新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金の増加514百万円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加56百万円、子会社株式売却による非支配株主持分の増加28百万円がプラス寄与した。


キャッシュ・フローの状況について見ると、2016年9月期末における現金及び現金同等物は前期末に比べ494百万円増加し903百万円となった。
キャッシュ・フロー毎の増減要因を見ると、売上債権の増加79百万円、法人税等の支払額36百万円などのマイナス要因があったものの、営業キャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益109百万円、仕入債務の増加102百万円、たな卸資産の減少62百万円などから、210百万円の収入となった。
投資キャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入61百万円があったものの、投資有価証券の取得95百万円、営業譲受による支出19百万円などにより、89百万円の支出となった。
一方、財務キャッシュ・フローは、有利子負債の借換及び返済を進めたことにより、長期借入金が78百万円減少したなどのマイナス要因があったものの、第三者割当による新株式及び新株予約権の行使による払込等441百万円などにより、401百万円の収入となった。


経営指標を見ると、健全性を表す自己資本比率は54.6%へ上昇し当面と目標としてきた50%をクリアしたほか、流動比率も225.4%となり一般的に健全とされる200%を超えた。
また、D/Eレシオも有利子負債の削減が進んだことから、0.22へ低下し、財務の健全化が鮮明になった。
一方、収益性を表す自己資本当期純利益率(ROE)は4.7%へ改善したほか、総資産経常利益率、営業利益率はそろってプラス転換し、財務とともに収益も改善が進んでいることを裏付ける格好となった。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます