コネクシオ (T:9422)は30日、2017年3月期第3四半期（16年4月-12月）決算を発表。 売上高が前年同期比5.8%減の1912.15億円、営業利益が同9.4%増の68.23億円、経常利益が同9.1%増の68.86億円、四半期純利益が同15.1%増の45.20億円だった。
セグメント別として、コンシューマ事業の売上高は前年同期比6.1%減の1792.48億円、営業利益は同13.6%増の81.31億円となり、法人事業の売上高は同1.3%減の119.67億円、営業利益は同5.0%減の14.48億円となった。
コンシューマ事業の営業利益増加が全体の利益増加に貢献している。
第3四半期累計期間における端末販売台数は前年同期比6.4%減の193万台となった。
価格競争の沈静化に加えて、顧客の利用環境に合わせた提案型接客が定着したことにより、顧客一人あたりの収益が向上した。
また、販売員の待遇改善や業務効率化を目指した新しいPOSシステム導入による経費の増加を補い、増益を確保した。
17年3月期通期については、売上高が前期比4.0%減の2700億円、営業利益が同0.1%増の92.10億円、経常利益が同0.1%増の93億円、当期純利益が同7.3%減の57億円とする期初計画を据え置いている。
通期の業績予想の進捗率は、売上高は70.8%、営業利益は74.1%、経常利益は74.0%、四半期純利益は79.3%と順調に推移している。