KYB (T:7242)は2月8日、2017年3月期第3四半期（16年4月- 12月）決算を発表した。 売上高は前年同期比1.8%減の2610.09億円、営業利益は同636.6%増の134.16億円、税引前利益は同866.6%増の130.79億円、親会社の所有者に帰属する四半期純利益は96.05億円（前年同期は18.22億円の損失）となった。
自動車向け製品販売は堅調に推移し、建設機械用油圧機器の販売も中国市場向けをはじめとして増加したが、円高の為替影響を受け減収となった。
しかし、第3四半期の決算の状況を受けて、売上高、各利益について通期業績予想を上方修正した。
建設機械用油圧機器の販売等が好調に推移すると見込んでいる。
17年3月期通期については、売上高が前期比0.7%減の3530.00億円、営業利益が同327.6%増の185.00億円、税引前利益が同533.6%増の179.00億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益が135.00億円（前期は31.61億円の損失）と上方修正した。
なお、16年11月7日に公表した通期計画は、売上高が3480.00億円、営業利益が154.00億円、税引前利益が148.00億円、親会社の所有者に帰属する当期純利益が110.00億円だった。