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東芝、ファーストリテ、オリンパスなど

発行済 2017-05-08 15:46
更新済 2017-05-08 16:00
東芝、ファーストリテ、オリンパスなど
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(T:6502) 東芝 240.8 -2.28営業日ぶり反落。
一部メディアが、三菱UFJフィナンシャルG (T:8306)が17年3月期決算で、東芝向け融資の扱いを「要管理債権」に引き下げたと報じている。
区分を引き下げたことで、新規融資については多額の引当金を新たに積む必要が生じるため、難しくなるようだ。
後場には東芝メモリの売却で、米KKRと革新機構が最有力候補に浮上との報道を材料に一時プラスに転じたが、引けにかけて再度マイナス転換。


(T:9983) ファーストリテ 37590 +1590大幅続伸。
4月の月次業績を発表している。
既存店売上高は前年同月比6.2%増となった。

中旬まで気温が高く推移したことから、ブラトップやメンズのアンクルパンツなどのキャンペーン商品を中心に、夏物商品の販売が好調となったようだ。
春物商品の需要が弱く苦戦した3月(既存店売上高は同1.1%減)からの好転が材料視された。


(T:4578) 大塚HD 5086 -151反落。
抗精神病薬「ブレクスピプラゾール」のアルツハイマー型認知症に伴う行動障害
(アジテーション)を対象とした2本のフェーズ3試験結果の速報を発表している。
両試験ともにアジテーション症状の改善を示したものの、一貫した結果が得られなかったようで、本日は短期的な失望売りが優勢となったもよう。
なお、試験結果について米国FDA(食品医薬品局)と協議予定としている。


(T:7733) オリンパス 4250 -210大幅反落。
17年3月期営業利益は前期比26.8%減の764億円で、従来予想(760億円)と同水準で着地。
18年3月期はIFRSを適用、営業利益は790億円を見込んでいる。
従来の日本基準における営業利益と同水準となる見込み。
前期実績はコンセンサス(780億円強)をやや下回った他、単純比較ができないものの、18年3月期はコンセンサス(920億円強)を大幅に下振れており嫌気されたようだ。


(T:1925) 大和ハウス 3527 +184急伸。
19年3月期を最終年度とする3カ年の中計を見直すと一部メディアが報じた。
最終年度の連結純利益を2200億円程度とし、16年5月に策定した中期計画(1800億円)から2割以上積み上げるもよう。
物流センター事業の他、訪日外国人の増加を追い風にホテル事業なども強化する方針のようだ。
また、17年3月期は純利益が前期比76%増の1800億円強と過去最高になったとの観測も支援材料となった。


(T:3660) アイスタイル 1035 +124大幅続伸。
17年6月期の通期予想の上方修正を発表。
投資有価証券の売却益を計上した影響で、最終利益を8.54億円から10.50億円に引き上げた。
また、株主優待制度も、化粧品ECサイト「@cosme shopping」限定お買い物優待券を4800円から6400円に増額したことも評価材料となった。
なお、同時に発表した第3四半期決算では、営業利益は前年同期比15.7%減の11.35億円で着地している。


(T:6440) JUKI 1544 +164急騰。
17年12月期の第1四半期決算を発表。
営業利益は前年同期比47%増の21.38億円で着地した。
取引採算の見直しを含め収益性を重視した販売活動を展開。
その他、コストダウンなどによる利益率改善及び経費削減なども奏功した。
また、同時に従来未定としていた第2四半期(累計)の業績予想も発表。
営業利益については同47.9%増の30.00億円、なお、通期の業績予想は据え置いている。


(T:4463) 日華化学 1297 +86大幅反発。
東海東京調査センターでは目標株価を1110円から1350円に引き上げている(「Neutral」を継続)。
通期の営業利益予想(同証券)を16.7億円から21.0億円へ上方修正した。
前回予想では、化粧品事業における製造受託事業が製品ライフサイクルからみて減少すると予想したが、17年12月期の第1四半期の製造受託は好調に推移し、通期でも前期並みを確保すると判断したようだ。


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