🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

BS11 Research Memo(7):中期経営計画は順調に進捗。BS放送広告市場の伸びが低迷する中2ケタ成長を維持

発行済 2017-06-02 15:54
更新済 2017-06-02 17:33
BS11 Research Memo(7):中期経営計画は順調に進捗。BS放送広告市場の伸びが低迷する中2ケタ成長を維持
4324
-
9414
-
■中長期の成長戦略

3. 中期経営計画の進捗状況
今中期経営計画の進捗状況は、業績的にも実態的にも、順調に進捗していると弊社では評価している。
「業績の動向」の項で述べたように、日本BS放送(BS11) (T:9414)の2017年8月第2四半期決算は、売上高が計画を下回る一方、営業利益は計画を上回り、前年同期比では増収増益となった。
売上高の未達と営業利益の上振れの原因は、特番の放送タイミングの後ズレだ。
しかし第2四半期(累計)期間においても良質の番組提供の実現に向けて番組関連費用は前年同期比24.5%増となっており、戦略的・効果的な費用の投下は着実に実行されていると考えられる。
これは中期経営計画が進捗している1つの証左と言えるだろう。


日本のBS放送の広告市場規模は、2000年代前半から右肩上がりで成長が続いており、今後も成長が持続するとみられているが、2015年からは伸び率が1ケタ台前半に低下している。
電通 (T:4324)「日本の広告費」によれば、衛星メディア関連の広告費市場は2015年に1,235億円(前年比1.5%増)と伸び率が急低下した後、2016年も1,283億円(同3.9%増)と1ケタ台前半の伸びが続いた。
そうした中同社の増収率は、2016年8月期は前期比15.2%増となり、2017年8月期第2四半期は前年同期比10.4%増と2ケタの成長率を維持した。
2017年8月期通期では前期比17.5%増を目指している。
今第2四半期までの実績に基づいて“順調な進捗”との評価は充分正当化されると弊社では考えているが、今通期の売上高予想が達成されれば、2018年8月期のゴール達成への確信度が一段と高まると期待される。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます