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ネクシィーズG Research Memo(1):17/9期2Qは増収増益、上半期の創業来最高益を更新

発行済 2017-06-12 08:30
更新済 2017-06-12 08:33
ネクシィーズG Research Memo(1):17/9期2Qは増収増益、上半期の創業来最高益を更新
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■業績動向・今後の見通し

ネクシィーズグループ (T:4346)の2017年9月期第2四半期の連結業績は、売上高で前年同期比15.1%増の7,694百万円、営業利益で同34.6%増の1,035百万円、経常利益で同67.2%増の1,258百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益で同136.1%増の838百万円となり、増収増益となった。
特に利益に関しては、6期連続の増益であり、上半期の創業来最高益を更新した。


売上面では、エネルギー環境関連事業が好調であり、LED照明や厨房・店内設備機器を初期投資なく導入できる「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」が伸びの原動力である。
上半期は特に業務用冷蔵庫や食器洗浄機、業務用空調などLED以外の他商材が伸び、商材構成比で17.2% (2016年9月期第2四半期は2.1%)となった。
利益面では、商品構成の変化もあり売上原価率が下がり、販管費の増加があったものの、大幅な増益を確保した。


2017年9月期通期の連結業績は、売上高で前期比17.3%増の16,500百万円、営業利益は同16.5%増で2,000百万円、経常利益で同28.1%増の2,200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同15.2%増で1,400百万円の見込みである。
経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益に関しては、上半期を終わって上方修正された。
引き続きエネルギー環境関連事業において、ネクシィーズ・ゼロシリーズの販売に注力する。
人員は335名(2016年9月期末より51名増)となり、営業スタッフの離職率も低く推移しており、営業体制は強化されている。


また電子メディア事業の減益は、子会社のブランジスタゲームにおけるプロモーション活動への先行投資が要因であるが、ブランジスタの利益を含まずともネクシィーズグループの連結業績が過去最高益を見込んでいるのは、エネルギー環境関連事業の好調によるものである。
売上高の上期進捗率46.6%、経常利益の上期進捗率57.2%からすると、通期予想の達成はほぼ間違いないだろう。


来期2018年9月期以降の見通しについては、これまでの成長性や、後述する成長戦略の実現に向けた諸施策の展開などから、過去最高益をさらに更新する水準での推移となるものと、弊社では見ている。
その意味でも、2017年9月通期業績の達成に注目していきたい。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

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