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アジア投資 Research Memo(11):国内ベンチャーファンドなどの早期設立に注力

発行済 2017-06-14 15:35
更新済 2017-06-14 16:34
アジア投資 Research Memo(11):国内ベンチャーファンドなどの早期設立に注力
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■日本アジア投資 (T:8518)の業績見通し

2. 今期の行動計画
今後の経営方針や今期の業績予想(見込値)の達成に向けて、以下の行動計画に取り組む。


(1) 国内プライベートエクイティ事業向けファンド設立
前期からの持ち越しとなっている大手金融機関とのベンチャー投資向けファンドの早期設定を目指すとともに、事業承継型バイアウト向けファンドやグロース投資向けターゲットファンドの設定にも取り組む。


(2) 国内プライベートエクイティ事業の投資領域拡大
ベンチャー投資を基幹領域として、スモールキャップ企業へのグロース投資、事業承継型バイアウト投資に領域を拡大する。


(3) 高採算の再生可能エネルギープロジェクトへの投資
固定買取価格(FIT価格)の高いプロジェクトのセカンダリー案件を獲得するとともに、前述のとおり、20円台のFIT価格でも利益の出る低コストの開発手法を研究する。


(4) First Easternとの協業推進
推進のための部署を新設し、共同ファンド設立を中心に幅広く協業方法の協議を継続していく。


(5) 売却益の獲得
3期連続黒字化に向けて売却益の獲得を目指す。


弊社では、メガソーラープロジェクトが順調に進展していることや資産の入れ替えが進んでいることから、同社の業績見込値の実現は十分に可能とみている。
最大の注目点は、前期からの持ち越しとなった国内ベンチャーファンド(50億円)の早期設立である。
実現すれば、しばらく減少傾向にあったファンド運用残高に歯止めをかけ、再成長へ転じるきっかけとなる可能性もある。
また、中長期的な視点からは、これまで課題となってき財務体質の改善に目処がついたことや、安定収益の確保を目的として取り組んできたメガソーラープロジェクトについても継続的な事業拡大が見込めることから、これからの運用資産拡大に向けた動きに注目している。
市場拡大が予想されている介護施設への投資など、第3の収益の柱となる新規投資事業の立ち上げのほか、FirstEasternグループとの連携による事業展開などもフォローしていきたい。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

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